今週の一冊

今週の一冊 · 2019/09/17
2005年 三浦しおん著 角川文庫 「舟を編む」に感動して、東京マラソン当選で、以前読んだ 「風が強く吹いている」を思い出してからの三浦しおん。 若い人が持つ魅力、若年から青年に移り変わる時に無くすもの 新たに得るもの、、思春期にしか味わえない世界。その微かな 記憶を辿りながらその世界に入り込むことができました。...
今週の一冊 · 2019/09/10
2006年 ポー著 新潮文庫 表題の「黒猫」は1843年、「モルグ街の殺人」は1841年の作。 江戸時代末期、天保の改革の年ですよ。ペリー来航の10年前に 黒猫が書かれていた。そう考えて、黒猫を江戸時代の家屋と 重ねてみるともっとおどろおどろしさが出てくるような気がします。 8つの短編なのですが、「黒猫」に始まって「モルグ街の殺人」...
今週の一冊 · 2019/09/03
2002年 中山可穂著 講談社 ”究極の恋愛小説” ”愛は、極めなければいけません。 極めたら死なねばなりません” という帯に惹かれて読んでみました。 なるほど、そういうことね。それは極める愛かも。 理解されないからのめり込むのかも。 最後まで自分勝手な主人公のことは好きになることは ありませんでしたが、人を愛するって、愛されること...
今週の一冊 · 2019/08/30
初版1931年 パール・バック著  1954年 新潮文庫 小学生の時に読んだ一番の大作。中国の国土の広さと 人の生き方に感動した記憶があるのですが、細かいことは 覚えておらず、とにかくのめり込んで読み切った感が ありました。 45年ぶりの再読。 小学校の時とは違いますね。当たり前ですが。 中国の歴史だけでなく、働いて、会社を経営して、結婚して...
今週の一冊 · 2019/08/20
2015年 三浦しをん著 光文社文庫 2012年の本屋大賞。2013年に映画化もされていましたね。 現在まで未読でした。辞書を作るものがたり。 言葉は生きている。その言葉の荒波にもまれながらも、 言葉を楽しみ、言葉と作っていく。10年も20年もかけて。 辞書づくりに一生をかけることができる人は幸せだろうな。...
今週の一冊 · 2019/08/06
2010年 辻村深月著 講談社文庫 小説が読みたい。まだ読んだことがない作家の小説を。 と思って見つけたのが芦田愛菜の「まなの本棚」という本。 いったい彼女はどんな本を読んでいるのだろう? 年間100冊読んでいるという彼女の本の紹介はさすがでした。 そしてその中で対談までしていたのが辻村深月でした。 ということで、「スロウハイツの神様 上下巻」...
今週の一冊 · 2019/07/30
2019年 永野健二著 新潮文庫 バブルとは一体何だったのか。なぜバブルが起きて崩壊 したのか。バブル前夜に社会に入り、若手のサラリーマン としてバブルを経験した身としてはどれも生々しい。 人はこれほどまで欲深く傲慢で自分の都合がいいように しか社会を見ることができず、そして弱いのか。 ここに書かれていることが全て真実とは言えないでしょう。...
今週の一冊 · 2019/07/23
2019年 青春新書 土屋陽介著 答えのない問いをみんなで語り合って深めていく。 それが「哲学対話」。その哲学対話を中高一貫校の 道徳の授業で取り入れて実践している土屋氏。 興味深い取り組みです。過去の哲学者について勉強したり 難解な言葉を使うわけではないので、中高生どころか、 小学生でも十分に実践可能。そういえば小学生のとき、...
今週の一冊 · 2019/07/16
初版発行1960年  1984年 岩波文庫 宮本常一著 民俗学と言うのでしょうか、日本全国(主に西日本が多い のですが)を歩き渡り、その土地の人たちから古くから 伝わる話を聞きまとめる。その話がとても面白い。決して 歴史の授業では学べないまさに庶民の生き様が伝わって きます。 初めて読んだのは10年くらい前。その時の衝撃は忘れません。...
今週の一冊 · 2019/07/09
2017年 ナカニシヤ出版  大塚泰造・松本健太郎監修 最初に一言。読み継がれている本だけでこのコーナーを続けることは厳しく、 今週は最近出版された本になりました。来週以降も自由に読みます! 自分で決めたルールを破るだけあって、この本はとても面白い。 大学生が起業家にインタビューをして、そのインタビューを...

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