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日本一のデパ地下を作った男

三枝輝行ナニワの逆転戦略

2018年 巽尚之著 集英社インターナショナル

大阪梅田の阪神百貨店。地下の食品売り場のイカ焼きが
有名ですね。そんな阪神百貨店の社長であった三枝氏の
ビジネスマンとしての生き様を描いた一冊。

一言で言うと、固定観念、既成概念にとらわれない発想と行動力。
それを新入社員時代から発揮し、貫く強さ、図太さ。痺れます。
そして、こんなキャラクターを社長にする会社の度量。
今度大阪に行ったら必ず阪神百貨店によってみたくなりました。

さらに最後の最後に書かれていた「くまもと阪神」のくだり。
三枝さんが救ってくれたのだのですね。ありがとうございます!

 

少し気になったのは文章。
著者が新聞社出身だからでしょう。新聞表現が多々目について、
多少読みにくい。
「二度と来るな と塩をまかれて追い返された」本当に塩まく?
「店主のくぐもった声が響いた」この表現必要?
「仕方なく額の汗を拭きながら」この場面でそんなことはしない
など、など。
私も文章を書く時には気をつけなきゃ。と額に汗を書いた。