手のひら返し

先週からのニュースはカルロスゴーン氏。前職で日産自動車

の仕事をしていたこともあり、(まさにカルロスゴーン氏

就任前後)少なからず思い入れのある会社なので、ショック

を受けています。

それはカルロスゴーン氏が逮捕されたことではなく、

まさに手のひら返しのような報道、コメントに対して。


まだ容疑の内容ははっきりしないので、不正を働いたのか

仮に不正があったとしたらどのようなことであったのか、

それが明らかになってから判断したいのですが、今までの

彼の業績全てを否定、あるいはなかったかのようにしてしまう

風潮はいかがなものでしょう。


20年前、日産自動車は瀕死の状態にありました。過度の

セクショナリズムで部門を超えて意見が言えない、言わない

開発担当が突然異動し、販売する新車の責任者が誰かわからない。

(誰も責任を取らない)

その中で、心ある人もたくさんいて、その人たちの心に

火を点けたのがカルロスゴーン氏でした。そこから見事に復活。

その功績は今の日産にとってあまりあるものでしょう。


問題は、モノ言えないことを言い訳にしてしまう風土と、

過去のこと一切合切まとめての手のひら返し。

このようなことが起こらないよう、どんな状況であっても

しっかりと自分の意見が言える人を増やしていかなくては、

と心を新たに考えるキッカケになりました。


自分の足で立ち、自分の頭で考え、自分の意見が言える。

異なる意見でもお互いに受け止めて、さらにいいアイディア

が生まれる。そのような人、組織を増やしていきたいですね。