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コインロッカー・ベイビーズ

初版は1980年。高校生の時に読んで以来の再読。
高校生の時にどのくらい理解できていたのだろう?
38年の時を経て人生を重ね、再読して気づくことが
たくさんありました。

コインロッカーに捨てられ、奇跡的に助かったハシとキク
兄弟として養子に引き取られ、それから先の狂気に満ちた
人生。心とカラダのたぎるようなエネルギー。
38年前の作品とは思えない瑞々しさ、勢い、新鮮さ。
もっと早く2回目を読んでおきたかった。

ハッピーエンドでもないし、終始不安で暴力的な内容にも
関わらず、なぜか優しい気持ちになれる不思議な読後感でした。