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君主論

「君主論」1532年 マキアヴェッリ 岩波文庫 河島英昭和訳

たまには古典も読んでみようと思い、まず手に取ったのがこれ。
これまたいい本に出会えました。
イタリアルネサンス期のフィレンツェの外交官であるマキアヴェッリ。
そしてこの君主論の最初の出だしが、
「偉大なるロレンツォ・デ・メーディツ殿下に」
そうかそうか、あのフィレンチェのメディチ家!心が高鳴ります。
ルター、コペルニクスと同世代。日本には種子島への鉄砲伝来。
そして中国は明の時代。

書かれていることは君主論の名の通り、君主としてのあるべき姿、
統治の仕方、尊敬され名声を得るために何をすべきか、などなど
君主として、あるいは国を統治していくために必要なことを事例
を交えて具体的かつ実務的な話ばかり。そしてそのどれもが今でも
十分に使えるもの。とても示唆に富んだ内容です。しかしここに
書かれていることを実践しても未来永劫続く体制を作ることは
できないのですね。これから世の中はどのように変わっていくの
でしょうか。今もまさに歴史の真っ只中に生きているのですね。